2009年11月09日

第17回 21団VS隊長の巻

「今年の晩秋」
     
いつの間にかすっかり寒くなり、もう晩秋の感じさえする今日この頃であるが、
私も今年8月で定年を迎え、私の人生も晩秋に向かいつつある。

ところで、この前の団行事の時にビーバースカウトの子供から「おじいちゃん」と呼ばれて、俺か?と驚いた。
 しかし、その子供には間違いなく私が一人のおじいちゃんに見えたのだろう。
そのことがあってから、俺はこの年でベンチャー隊の隊長をしていてよいのだろうかと自問自答しながら、引き際を探るようになった。

 そんな沈みがちなある日、団委員長から呼び出されて団本部に行くと、BS隊のリーダー達が集まっており、さてどうして俺が呼ばれたんだろう?という思いで席に着いた。

聞くとBS隊長が結婚間近で、仕事の繁忙期と重なって三ヶ月間ほど活動が出来ないとのこと。
副長連中もそれぞれ事情があって、隊長の代わりがいない。
結婚のことは知っていたが、まさか自分に臨時隊長を頼まれようとは予想もしていなかった。

 みんなが注視する中、私は平静を装いながらも心の中で実は喜んでいた。
濡れ落ち葉同然の私を、未だ頼ってくれる。未だ必要とされている。
それまで沈んでいた心がいっぺんに晴れ、頭の中はこれからの活動のことでいっぱいになった。
 そんな心も知らず、みんな私が臨時隊長を断るのでは、と心配そうな目で見つめている。

 しかし、私はというとBS隊のスカウトとは日頃から良く話をしていたし、今年の夏キャンにも奉仕で参加したりして気心も知れている、何の支障も無い。
むしろ最適な人事だと思っていた。

私が臨時隊長を請けるか、断るか、そんな事には触れず、直ぐに来月からの活動について話し出したので、みんな何事も無かったかのように、話が進んでスムースに引き継ぎが終了した。
 引継ぎ終了後、団委員長にベンチャー隊長交代の要請をお願いしておいた。

そろそろ新旧交代の時期であることを伝え、意中のリーダーの名を告げた。
寂しさは否めないが、ちょっぴり明るさが見えた今年の晩秋である。

豊中21団ベンチャー隊隊長 千村正雄
posted by 事務局 at 22:16| 大阪 ☁| Comment(0) | リーダー数珠つなぎ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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